はたまた、義父の性格ゆえなのかもしれないですが、
今回の旭川帰省でも義父さんの行動に
びっくりさせられることがいくつかありました。

倉本聰さんの交友録『北の動物園』の登場人物に
加わってもおかしくない!?エピソードもろもろです。

●エピソードその1
「仕事で空港には迎えに行けないから、スマン」と言っていたのに、
いざ空港に到着すると、なんの事前連絡もなく、
空港の到着ロビーで待つ義父。

もし会えなかったらどうしよう、なんて考えはどうやらないみたい。
そんな義父さんの口癖は、「大丈夫だ」「なんとかなる!」。

●エピソードその2
今回家族旅行で泊まったお宿(「森の旅亭びえい」)。
はじめて予約する宿なので、「下見に行く!!」といって、
旭川から白金温泉まで車で1時間以上かけて行き、
予約をとってくれました。
夏のハイシーズン、空室がかろうじて残り2部屋あったからよいものの。
(このご時世、インターネットで簡単に予約できるというのに!!)

その後、「予約してくれた宿の名前は?」と尋ねると、
「名前忘れた」
「行けば分かる」

……むむむ。
「今年の4月にオープンしたばかりの宿」をヒントに、
私たちは宿のあたりをつけて、その後の旅のプランを
練ったのでした。

●エピソードその3
9月に誕生予定のベビちゃんの名前。
半ば想定していたけれど、義父から名前の案が出てきました。

「○○」

「字画は、大吉、大吉、大吉、大吉でいいぞー!」
と熱心にアピールしてくれましたが、そこで義母が一言。

「あなたそれ、36年前にヒロちゃん(うちのダンナ)に
つけようと考えた名前じゃないの」。

……。

「かつて、コンペに敗れた名前は、我が子にはつけません」
とヒロちゃんが丁重にお断りさせていただきました。

いつも陽気で、豪快で、情に厚い、愛すべき父です。

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