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2016年4月から家庭向けの電力小売りが完全自由化されます。

電力小売りが完全自由化されると、
これまでの既存の電力会社に加えて、
約100社の新規参入業者がさまざまな料金プランや
お得なポイントサービスを提供し始めます。

これからは、電力小売業者の料金プランを比較して、
各ご家庭に合ったお得な購入先を選びましょう!

たとえば、わが家が現在契約中の東京電力では、
今後は「Tポイント」と「Pontaポイント」のどちららがためられるようになります。

Tポイントは全国約35万店舗以上で利用できますし、
Pontaポイントであればローソンをはじめ、ビックカメラ、昭和シェル石油、ケンタッキーなど多くのお店で利用できますね。

そのほか、「JX日鉱日石エネルギー」が2016年4月から開始させる「ENEOSでんき」も注目です。利用量に応じて「Tポイント」がたまるうえに、ガソリンスタンドのENEOSやケータイ料金が最大3%~5%割引になるとも言われています。

ENEOSをよく利用する人は、「ENEOSカード」を作って、ガソリンと電気の料金を節約するのも一つの選択肢になりそうですね!




そのほか、コンビニのローソンも参入を検討中だとか。
新電力最大手の「エネット」や「F―Power(エフパワー)」のサービス内容ほか、ひととおり出そろうまで、目が離せませんね!

▼北海道内で注目の新規参入業者▼


北海道内であれば、
・新電力最大手の「エネット」(NTTの子会社、東京ガス、大阪ガスが出資)
・北海道ガス
・コープさっぽろ
・エフパワー
・エゾデン(サツドラとコンサが設立)
・ジェイコム札幌
あたりは気になるところですね。

北海道ガス


◆北ガスの電気料金メニュー(北電との比較:割引率、従量課金部分)
・エネファーム利用者 北電より6%引き
・コレモ利用者 6%
・エコジョーズ利用者 5%
・都市ガス、LPガス 3%
・未契約世帯 1%引き

例えば、給湯と暖房に北ガスを使っている標準的な家庭(30アンペア、月260キロワット時使用)の場合、従量部分の電気料金が北電より4・9%安くなり、年間で約4200円節約できる試算です。

エネファームやコレモ、エコジョーズを利用されているご家庭は、電気とガスを組み合わせたセット料金が魅力の北ガスが有力候補になりそうですね。

【新電力】北海道電力から北海道ガスへの切り替え方法
http://viva-hokkaido.blog.so-net.ne.jp/2015-11-05

エネット


特長:次世代電力計(スマートメーター)の活用による時間帯別のプランを用意する見込み(詳細は2016年1月発表予定⇒先送り)。

エゾデン


特長:実際の契約先はエフパワー。
電力利用に応じてサッポロドラッグストアーなどで使える「エゾカ」のポイントが付与されるほか、売り上げの一部がスポーツ振興などに充てられるサービスを導入予定。

トドック電力


特長:再生可能エネルギーの電力のみを供給(電力は王子・伊藤忠エネクス電力販売などより調達)
料金は灯油とのセット割などで北電より3%程度安い水準、6月より供給開始。
コープさっぽろの組合員のご家庭は検討の余地ありです。

ジェイコム札幌


◆ケーブルテレビのジェイコム札幌(電力供給元:サミットエナジー)
札幌市や北広島市(一部)。道内で月280キロワット時を超えた分が地域の電力会社より10%安い単価になる「JCOM電力 家庭用コース」あり(長期契約者対象)。

エイチ・アイ・エス


HTBエナジーが供給。基本料金などを北電よりも5%安く設定。

KDDI(au)


KDDIはauの携帯電話やスマホ利用者を対象にセット割引販売を始めます。
毎月の電気料金に応じて、最大5%相当分を電子マネー「auウォレット」で還元する(1/19)。

ソフトバンク


そのほか、ソフトバンクでは携帯電話とセットで契約すれば、年間約8920円お得になるプランなどが登場予定です。サービス対象地域は東京電力、中部電力、関西電力からになる見込みのようなので、北海道はまだ先になりそうですね。

いちたかガスワン


北電より2~7%安く設定する予定。4月に供給開始を目指す。自社ユーザーが主な対象。

そのほか


・札幌ガス:楽天のポイントを付与。札幌ガス契約家庭が対象。
・エネコープ:北電より5%程度安くする予定
・リエスパワー(→販売時期未定)
・日本アルファ電力(→販売時期未定)
・サンエー(今のところ道内での販売計画なし)
・アシストワンエナジー

そのほか、公式発表など詳細わかり次第、随時更新します。



◆新電力の料金比較サイトも登場!◆


各社の新電力の料金プランなどを比較するのに便利なサイトが「みんなの電力」。

●みんなの電力
https://alldenryoku.com

北海道電力など大手電力会社の
どの契約プランが自分の家庭に合っているか、
消費者自身が診断できるサイトとなっています。

また、2016年1月からは電力小売業者20~30社の
家庭向けの料金プランを比較するサービスも始まります。

同サイトによると、2016年4月以降、
サイトから契約の変更手続きもできるようになるようですので、
ぜひ一度チェックされてみることをおすすめします。

◆新電力の料金プランを契約する際の注意点◆


2年契約などのしばりが条件でセット割引を選択した場合、
料金を滞納すると、電気だけではなくセットで契約しているケータイなどが
停められてしまうこともなくはないので、気をつけましょう。

(最終更新日:2016年2月20日)


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