中国の旧正月の到来です（2017年１月２８日）。
例年のごとくこの時期には多くの中国人観光客が来日することでしょう。
旧正月のシーズンには北海道にも６万人以上の中国人宿泊者数（延べ数、平成25年度統計）がありますが、同年４月の宿泊者数は延べ６千人なので、その差はなんと１０倍！
一気になだれ込んでくる、というかんじですね。
通年でみてみると、
国別来道者数ランキングは、
１位 台湾 ４１万（人）
２位 中国 １５万
３位 韓国 １４万
４位 香港 １０万
５位 タイ １０万
６位 シンガポール ３．５万
…と続きます。
（平成25年度訪日外国人来道者数（実人数））
そして、中国人に人気の道内の宿泊先エリアは
ダントツで
１位が札幌市 144,220（人）
以下
２位 北広島市 22,480
３位 壮瞥町 20,937
４位 登別市 16,487
５位 洞爺湖町 16,268
と続きます。
「爆買い」中国人に売る方法 ―これが正しいインバウンド消費攻略
北海道第二の都市・旭川は？
…と思って調べてみると、
６位 千歳市 14,284
７位 函館市 13,589
８位 伊達市 11,537
９位 小樽市 9,921
10位 釧路市 8,392
11位 上川町 7,654
12位 ニセコ 6,923
13位 旭川市 5,807
（平成25年度市町村別・国別訪日外国人宿泊者数（延べ人数））
ようやく、13位に旭川が出てきました。
中国人には札幌や小樽、洞爺湖、登別あたりが観光スポットとしては人気のようです。
ちなみに、第３位の壮瞥町（そうべつちょう）とは、札幌から車で約２時間、洞爺湖有珠山（ジオパーク）が近くにあります。人口2700人の町に年間２万人の中国人観光客がやってきているんですね、これまたすごいな。
最近は、旭川駅周辺にはイオンモールやツルハなどのドラッグストア、ラオックスなどの家電量販店なども、すっかり外国人観光客向けの陳列になっていたり、大量売りをしていたり、免税対応やwi-fi対応するお店も増えてきています。
中国人の爆買いもさることながら、
外国人に旭川に泊まってもらって、マネーをおとしてもらいたいものです。
【参考資料】北海道観光入込客数調査報告書
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/irikomi.htm
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